3月3日は「ひな祭り」です。桃の花がきれいに咲くことから、「 桃の節句」ともいいます。女の子の成長と幸せを願い、 ひな人形をかざり、桃の花など色とりどりのお供えものをし、 ちらし寿司や潮汁(うしおじる) などのごちそうを食べてお祝いします。
【ひし餅・ひなあられ】
赤は桃の花の色で魔よけ、白は雪で清らかさ、 緑は大地を表します。ひなあられは四季の色を表すとも言われ、 どちらも健康を願うとされています。
【ちらし寿司】
縁起のよい食べ物をふんだんに使うことで、 将来の健康と幸福を願います。エビは長寿、ハスは見通しがきく、 豆はマメに働ける、菜の花は春らしさの意味があります。
【潮汁(うしおじる)】
はまぐりの貝殻は、同じ貝としかぴったり合わないことから「 よいパートナーに恵まれて幸せになるように」 とお吸い物などに入れ、祝い膳として出されるようになりました。
【白酒】
「桃花酒」ともいい、厄を払うとされます。お酒なので、 子どもにはアルコール分のない甘酒などにしましょう。